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世界政治では、実際には何らの施策も実施しないが発表や談話の形で為替の動向に言及することが多いのだが、このところの日本の財務大臣の発言には明確な意図や目的が見られない単なる私見・感想としか思えない発言が多発している。 体調不良を理由に退任した藤井前大臣については小生も苦言を呈したが、菅大臣も前例を踏襲したようだ。 全くレベルが低くてあほらしいかぎり。 尤も、彼が外貨投資をしていて円高による個人資産の減少に歯止めをかけたいとか高度な政治判断で日本が保有する米国債の評価額を高くしたいと東南アジアをはじめとする円借款・債務国の負担軽減を狙ったものや輸出企業の採算向上であったなら褒めるべきだが。 しかし、今日の釈明談話では経済界の希望的観測を代弁したみたいに聞こえる。 もしそうなら、もっとはっきりと鳩山総理と口裏を合わせてから発言すべきだろうに。
> いずれにしろ、藤井発言とドバイ危機で突っ込んだドル安/円高局面は、株価上昇率の低さ、GDP伸び率の長期低迷、赤字国債の乱発で脱したようであるから、この発言が無くともじわじわと円安が進行するだろう。 ただ、季節の変わり目にはこれが見直されて反動局面があり、もう一度見直されて新たな局面に展開するのが市況商品の特性であり為替相場もこの例に漏れない。
> 米国大統領教書発表から一週間、立春迄三週間余りとなり、正に春遠からじの季節ではあるがその前に大寒がやってくる。 昨年も、10月27日の円高局面の反動安のピークが立春前後に出現した。 日柄計算ではやや不足するものの山が高くない分谷も浅くなり期間も短くなるから違和感は無いはずだ。
> 前述した円安材料は簡単には解消しないが誰でも良く知る古いネタでもある。 100円、或いはそれ以上の円安/ドル高局面の出現には、インパクトのある新たな材料が必要だろうが、国内からは望みにくいので、他の通貨に眼を向けたい。
> 米ドル=熱狂的オバマ人気は去ったが安定的な支持は持続しGDPの伸びも堅調であるが、懸念すべきは、中東とアフガン関係。
> ユーロ=訳のわからぬ政争を繰り広げたEU執行部もどうやら落ち着き本格的な経済対策に着手できるようになったが、ロシアと中国に対する方針が今ひとつ不明確で流れに飲まれたような対策に追われているのが気がかり。 でも、ドバイの金融危機問題が解消(現在は一時しのぎがうまく行っている状況)し、加入国間の経済格差の是正に取り掛かれれば長いこと続いている130円台前半から脱して140円台中盤へと位置を変えるだろう。
> 投機筋の動きは相変わらず敏く、動けば値動きも乱高下するが、これまでのような長期間にわたる大きな値動きにはなりにくい環境だから、一般投資家は、堅実性プラスアルファの利益が見込める通貨を選択すべきだろう。 この意味では、オーストラリアやニュージーランド、カナダのドルが候補かしら。 でも、中東さえ静かだったらユーロは捨て難いな〜。 ワードカップサッカー開催まで約半年。 その間くらいは、中東もアフリカも案外静かなのかも...アルカイーダのイエメンを除けば。
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先月末からの、「ドバイ金融危機説」による日本円の暴騰局面が一段落したが、欧州諸国はアフリカ、中近東に在る膨大な負の遺産に悩み続けていて、時折、ECやユーロ(通貨価値)に大きな影響を及ぼしている。
ドバイ危機説は昨年秋のリーマンショック以降連綿と語り継がれ、何かにつけて表面化しては収まって来たのがこの一年だった。
石油資源と金融市場に並ぶ小国の経済資源として観光とリゾートを新たな産業に発展させようと計画、これに投資マネーが殺到して眼を見張るような巨大な高級施設が建設されていたが、昨年秋以来、これが中断、休止、縮小へと追い込まれたために、事業収入が停滞し、返済資金の枯渇に繋がったのだ。
バラエティー番組にも再三登場したドバイのリゾート施設は、小生にとっては驚きの対象でしかないが見る人によっては羨望なのだろう。
しかし、アラブとアフリカには暗黒大陸と呼ばれた時代からの悲惨な歴史があり、これを造ったのが当時の欧州列強だった。
アラブ諸国分割については映画「アラビアのロレンス」等で少しは語られているが、アフリカに関してはアメリカへ奴隷制度に関する事くらいで、ドキュメント番組に時折登場する程度、だから、コンゴ紛争だけではなく、アフリカ諸国の政治的不安定の遠因が過去の欧州諸国の政策にある事がなかなか理解されていない。

小生とて全てを知るわけでもないからほんの一端を。
イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギー、スペイン、ポルトガル、イタリーは、第二次世界大戦の前までアフリカやアラブの土地、資源等の利権を争ったし、第一次世界大戦前は侵略収奪を競い合っていたのである。
今回サッカーワールドカップが開催されるRSA(南アフリカ共和国)は最近までイギリス系白人国家でアパルトヘイトが有名だったように、現在も大きな支配力を隠然と保有し続けている。
最近は、中国が石油やレアメタル等の資源確保のために様々な影響力を拡大しこれがニュースになっているが、実のところこの程度は微々たるもの。
アメリカは奴隷制度のことで、ロシアも兵器供給が紛争を激化させた原因と非難され腰を引いている間隙を縫っているに過ぎず、欧州諸国の支配力には全く歯が立たない有様であることはあまり知られてはいない。

先頃「フランスのサッカーチームにフランス人は一人だけ」と揶揄するコマーシャルが話題になったように、欧州諸国は過去の償いに様々なことを行ってはいるが、グリーンピースが日本の捕鯨、イルカ漁、象牙、鼈甲製品のことで騒ぐのなら、欧州列強の白人達が牧場開拓や資源確保、そして遊興のために荒廃させた土地、絶滅させた動物達に対する責任も問い、絶滅危惧種のゴリラ、アフリカ象、黒犀、鯨達の鳴き声にも耳を傾けて欲しいものだ。
だからと言って、日本企業が輸出用の鯨缶詰や象牙、鼈甲製品を造れるほどに獲って良い訳ではない。

何に限らず、程々は至難難なことだ。
円高は85円割れで終わった...にして欲しいな〜。

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「朝鮮」「支那」と言って石原都知事が韓国や中国のから非難されたことがあったが、彼が反論したように、果たして蔑称なのだろうか??
李王朝は「朝鮮国」と名乗り、英語表記 の「Chaina」はフランス語読みでは「シナ」である。
中国人については、私の故郷では「アチャさん」と言い、一種の尊称であると思っている。
ちなみに蔑称は「チャンコロ=朝鮮人にも」であった。

風俗習慣の違いに嫌悪することはどこの国・民族にも共通する。
東アジアの国々で狗肉や蚕の蛹等の昆虫を食べることを忌み嫌い、器を手に持たないで顔を近づけて食べることに「犬食い」と言ったのは日本人で、蕎麦や饂飩をすすって食べること嫌い、器を手に持って食べる日本人に「犬食い」言ったのは朝鮮人や欧米人である。
習俗の違いを取り上げてことさら嫌悪していたら限りが無く、文化交流なんて絵空事になる。
礼儀作法の違いは言うまでもなく世界各国で異なるから「郷に入っては郷に従え」を守らなくては話にならない。

五百年以上も続いた「朝鮮王朝」をテーマにした時代劇は格別で、しっかりと観てなくとも文化や人情を理解できるし、我が妻は「大長吟=邦題はチャングムの誓い」で料理文化に親しみ、気候風土をも学んだようである。
「JSA」「シルミド」「クッキ」「チング」は戦後ものだが大韓民国の現在を知る上では貴重な歴史ドラマと言えるのではないか。

だが、粗を探せばきりがないが、歴史考証が不十分なものが目に付く。
高麗王朝の創世を綴った「朱蒙=チュモン」で、鉄器製造技術に関する部分は眉唾ものだし、これ以前のことを描いた他の作品に登場する武器は欺瞞である。
今NHKで放映中の「イサン」で、世孫から旧友が「弓がかり=弓の弦を引くときに指に付ける補強具」を貰うシーンが有ったが、弓を射るシーンではこれが使われていないように見える。
「チャングムの誓い」では、主人公が「中宗」の就任と死去にからんでいるが、計算すると主人公は46歳を過ぎてから結婚し出産したことになる。(中宗の在任は38年間で彼女が酒瓶に記された暗号文を届けたのが8歳の時だから、そして名誉を回復するのは55歳)、信じられない!!!!。
「ホジュン」で名君のように描かれた「光海君」は「女人天下」と「西宮=邦題はキムサングン」では気弱で無能な国王として描かれている。
しかし、この「光海君」を廃し(臣下に王位を追われた唯一の王)た「仁祖」との政治的争点は「女真族=大王世宗でも多く登場」との関係であった。
中立政策の「光海君」に対し「仁祖」の親明政策(光海君が子供時代に起きた豊臣秀吉による朝鮮出兵で明国に参戦して貰ったから)は、結果として明王朝を倒した女真族(清国)との戦争になり、敗れて事実上被支配国家になった。

しかし「イサン」では同じ監督とはいえ「大長吟」と同じ俳優が多い。
でも、違った役どころで違う一面を見せているのは興味深いし、全く同様に悪役をはっている俳優もいるが、実像はどちらなのだろうか???

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歴史的政権交代を果たした民主党だが、閣僚の発言や施策を見ていると永年に亘る野党体質が改まっていないように思えてしかたがない。
粗を探し非難すればそれで恰好がついた時代が長かったものだから政策の当事者になってもこれが続いているのでは??
表面に見えている問題の解決策ばかりを講じようとして肝心の問題点の洗い出しや解決策の企画立案に踏み込めていない。
特に経済問題に関しては何を考えているのか??と思わざるを得ない発言や対策の遅延・怠慢が目につく。
だからドル安は底抜けしてしまった。

今の米国がドル高誘導をして何のプラスが有るだろうか??
ドル安こそ、経済に関する諸問題の解決策と確信しているから低金利政策を継続しているのだ。
先ず、国債(TB)を売るにはドル安が好都合だ、但し、果てしなくドル安が続くと誰しもが買ってくれないから基軸通貨としてのドルの地位は保全すると発言する。
輸出競争力は強くなるし国内の物価水準は低く安定(より良い物が、より安く買える)するから国民の購買意欲は高まり内需数値が好転し、税収が伸びて国家財政も好転すると考えているのだ。
一方の日本はこれを容認(藤井財務大臣の静観発言)した反動で円高が進行、輸出競争力は落ち、対外債権の回収は滞り債務削減の要求が出て追加の貸付をしないと回収実績さえ作れなくなっている。

国民の貧困率が主要先進国の中で最低の16%近くにもなっているのに、福利厚生施策はバラ撒きをするだけ。
「必要な事業に必要な資金を投入する...=無駄な支出を排除する」と始めた事業仕訳には、国民が期待する希望や夢の実現を目指す理念がない。
外部団体、天下り先法人の最悪の浪費は人件費と外部委託の作業スキームなのだ。
先ず、幹部(理事や役員)の給与報酬と退職金の改訂と、当該団体で執行能力のない事業を排除すべきと小生は思う。
一任期(2年)を全うすれば年収の2倍の退職金が貰える仕組みを、同規模の一般企業並みに月額報酬を下げ(3割削減)、退職金は月収の2倍を上限にすれば「渡り」は減少し、前任者と比較して顕著な業績(費用対効果も含めて)を上げれば退職功労金を付加するように改め、関係処遇(社宅、車、運転手、秘書)も削減したら、当の本人の気概も変わるだろうし、出来ない所には行け(天下り)なくなるだろう。
自民党も変わりたければ、また政権を交代したければ、この辺りに目を付けて対決するべきかと...。
前回のドル底抜け/円高の時よりも三カ月ほど早く新展開となった。
米国がドル安を契機にクリスマス需要が盛り上がれば年内天井も有り得るが、「節分天井」、79.85円と考えるのが順当かな...???。

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日本経済にデフレスパイラルが起きつつあるとの政府発表だが、世界に冠たる高コスト、高価格の是正と見ればなんてことない。
記録的円高水準が続いているのに輸入商品の値下がりが殆ど見られなかった所に消費意欲(能力と言うべきかな?)減退する政策では致し方のない現象と思う。
つまり抜本的システム改善・改革が行われていないのに理念も無く唯予算額の削減(事業仕訳・無駄排除)をしているように思えるから、国民はますます将来に対して希望ではなく防御の姿勢を取るのだ。
マニフェストに誤り(認識不足)が有ったと素直に認めて、ばら撒きマニフェストを改訂し、新たに国民に夢や希望を与える物だけを造り、社会インフラの充実やメンテナンスを行い、不要な物は売却したり移譲して国の関与を減らす政策を打ち出して欲しい。

アフガンへの民生支援と言えば恰好は良いかもしれないが、今のアフガン政府と機構システムを維持したままでは何らの解決策にもならないし当国民からも感謝されることは無いだろう。
せっかく5年間で50億ドルも使うのなら、日本の教育、警察システムや農業技術を直接(人を派遣して汗を共に流す)行うことが必要では無いのか??
決してお金や箱ものだけが支援ではないのだから。

雪の便りが南下し、街中は真冬の光景だ。
アフガンの国民だって、暖かい暮らしと夢や希望を持ちたいのだから。
しかし、米国からも暖かいニュースが伝わって来ないな〜。
円高要因もネタ切れだが、ドル高要因も見い出せないし...。
中国の一人勝ちかな??(漁夫の利みたいな...)

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