「朝鮮」「支那」と言って石原都知事が韓国や中国のから非難されたことがあったが、彼が反論したように、果たして蔑称なのだろうか??
李王朝は「朝鮮国」と名乗り、英語表記 の「Chaina」はフランス語読みでは「シナ」である。
中国人については、私の故郷では「アチャさん」と言い、一種の尊称であると思っている。
ちなみに蔑称は「チャンコロ=朝鮮人にも」であった。
風俗習慣の違いに嫌悪することはどこの国・民族にも共通する。
東アジアの国々で狗肉や蚕の蛹等の昆虫を食べることを忌み嫌い、器を手に持たないで顔を近づけて食べることに「犬食い」と言ったのは日本人で、蕎麦や饂飩をすすって食べること嫌い、器を手に持って食べる日本人に「犬食い」言ったのは朝鮮人や欧米人である。
習俗の違いを取り上げてことさら嫌悪していたら限りが無く、文化交流なんて絵空事になる。
礼儀作法の違いは言うまでもなく世界各国で異なるから「郷に入っては郷に従え」を守らなくては話にならない。
五百年以上も続いた「朝鮮王朝」をテーマにした時代劇は格別で、しっかりと観てなくとも文化や人情を理解できるし、我が妻は「大長吟=邦題はチャングムの誓い」で料理文化に親しみ、気候風土をも学んだようである。
「JSA」「シルミド」「クッキ」「チング」は戦後ものだが大韓民国の現在を知る上では貴重な歴史ドラマと言えるのではないか。
だが、粗を探せばきりがないが、歴史考証が不十分なものが目に付く。
高麗王朝の創世を綴った「朱蒙=チュモン」で、鉄器製造技術に関する部分は眉唾ものだし、これ以前のことを描いた他の作品に登場する武器は欺瞞である。
今NHKで放映中の「イサン」で、世孫から旧友が「弓がかり=弓の弦を引くときに指に付ける補強具」を貰うシーンが有ったが、弓を射るシーンではこれが使われていないように見える。
「チャングムの誓い」では、主人公が「中宗」の就任と死去にからんでいるが、計算すると主人公は46歳を過ぎてから結婚し出産したことになる。(中宗の在任は38年間で彼女が酒瓶に記された暗号文を届けたのが8歳の時だから、そして名誉を回復するのは55歳)、信じられない!!!!。
「ホジュン」で名君のように描かれた「光海君」は「女人天下」と「西宮=邦題はキムサングン」では気弱で無能な国王として描かれている。
しかし、この「光海君」を廃し(臣下に王位を追われた唯一の王)た「仁祖」との政治的争点は「女真族=大王世宗でも多く登場」との関係であった。
中立政策の「光海君」に対し「仁祖」の親明政策(光海君が子供時代に起きた豊臣秀吉による朝鮮出兵で明国に参戦して貰ったから)は、結果として明王朝を倒した女真族(清国)との戦争になり、敗れて事実上被支配国家になった。
しかし「イサン」では同じ監督とはいえ「大長吟」と同じ俳優が多い。
でも、違った役どころで違う一面を見せているのは興味深いし、全く同様に悪役をはっている俳優もいるが、実像はどちらなのだろうか???
テーマ : 資産運用 - ジャンル : 株式・投資・マネー