このところインパクトのある材料に事欠いてネタ不足。
平和な証拠だが...。
このところの経済報道には明るい話題がチラホラ。
日本の貿易収支の黒字化、米国大手金融機関の政府注入資金の返還、景気指数の下げ止まり感等々。
為替市況は先細りの持ち合い商状が...。
各通貨とも、改めて売り込んだり買い進んだりするには材料・根拠が足りないのか...。
こんな時の戦法は逆張りだが、安全確実な方法は基本線を決めて仕掛け、必ず逆指値を入れておくこと。
何時も同じ事を言ってるが、基本は普遍だ。

それにつけても欧米金融機関の収益力回復の早いこと!!!
政府や世間の干渉に対する嫌悪感も、日本人には計り知れない程に強いのだと改めて思い知らされる。
パワーとプライドが有るからこその回復力。
「開き直った強さ。」とは異なる類のその力はスピードと共に驚嘆する。
特に、今の日本政治家には爪の垢でも煎じて飲ませてあげたいくらい...
と言ったら憤慨するだろうが見習って欲しいものだ。

遅まきながら入梅して新しい年度も四分の一が過ぎようとしているが、これからは株主総会の季節でもある。
第一四半期の業績発表も間近いが、早くも株式市場では好材料を反映して上昇過程に入ったようにも思えるが、為替市場へはこれから反映して来るだろう。
気がかりなのは、投資マネーが跋扈し始めたらしい市況となっていること。
原油は、底値から五割も上昇し、再び70〜100ドルにチャレンヂしそうな勢いだし、金も同様だ。
これに天候不順が加わると穀物市況にも波及するが、一時のような過激な価格にはならないだろう。
オバマ大統領は、ブッシュのように農業政策に誤ったサインは出さないだろうから。

日本のエコビジネスがようやく軌道に乗りそうだが、この背景には消費者・国民の意識変化が背景にあり、政府主導ではないから定着しそうである。
しかしエコビジネスの裾野は広く長い。
日本の現状は未だ端緒についたばかりと思える。
理由は、価格・コストが高いから。
更なる技術革新がなされ、今よりももっと高い機能を持つ商品が、以前の商品と同じ価格で買えるようになったら驚異的な速度でCO2の削減も達成できるだろう。

目先の数値に拘って1兆円もの炭酸ガス排出権を買うくらいだったら、産学共同研究開発費につぎ込んだほうが多方面に良い効果を齎すだろうに...。
本当に日本の官僚達は、非を認めて詫びる率直な姿勢に欠ける人物が揃っているようだ。
頭が良いのに加えて人格も備わる人材は官僚になりたがらないのか、育つ環境に無いのか??
嘆かわしい!!!
昨日今日、米ドルが急落した。
景気の陰りが原因だが、あれほどの大企業が相次いで金融支援を受けたり破産したりしているのだから、庶民の消費意欲が低迷してしかるべきだろう。
まして、買いたい物が外国籍企業の製品や輸入品ばかりでは、愛国者にとっては景気回復の一助になりたくともなり得ないジレンマになっていることだろう。
労働生産性とコスト・効率に愛国心。
企業経営者にとっては果てしなく悩ましい課題ではある。
かつて米国では、何度も外国製品不買運動が発生し、法制化され、国の産業が保護されてきた。
外交活動も盛んに実施され、日本だけではなく親米国家は、常に自国産業育成問題との狭間で苦悩してきたのだ。
しかし現在では、WTO加盟国が増え、そうした保護策や強引な販売は制限されてきている。
また、後進国と言われる国々でも、今までになく自国産業の発展が不可欠との政策に転換し、安易に低コストを求めた海外進出は控えられてきている。

このような環境変化の中で、米国が自動車産業を含む産業再生を図るのはかなり高度な技術、高い効率、安価なコストへの追及が必要と思われる。
正しい労働配分を基にした新しいルールでの競争が始まったのだ。
日本であっても同じことが言える。
日本株式会社と揶揄、非難された時代もあったが、今や世界中で似たようなことが発生しているのだから、官は正しく民を指導し助成しなければならない。

海外支援もしかりである。
かつて、ODAのやり方が内外から非難され是正も進んでいるようだが、外国政府を支援するのではなく、外国国民を支援する理念の下に援助されるべきと小生は考える。
資金、技術、人的支援。
色々な工夫をしてこそ、感謝が生まれ、治安が向上し経済力が伴ってくるのだ。
そして、これが防衛力にもなり、武器の製造販売という破壊しか生まないことに血道をあげなくて済む方法ではないのだろうか?

お金は大切である。
しかし、より大切な物があることを皆が理解し、民力を上げてこそ国力が強まり経済も発展すると考える。
緊急対策はそれなりに効を奏した。
これからは、地道に、国の産業力を向上させるための策が打ち出され、国家経済力・景気の上昇につながることを期待する。
泥沼から脱した今は、足許を踏み固める大切な時期である。
為替市況の先行きは、どちらが早く地固めするかによって決まるのだと思う。

テーマ : 資産運用 - ジャンル : 株式・投資・マネー

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