先月末、注目の選挙結果が多方面に驚きをもって伝えられた。
株式市場も為替市場も敏感に反応し神経質な動きになっている。
株は安くなり、金と原油は高くなり当面の目標価格に到達した。
米ドルは他の主要通貨に対して全面安で、英ポンドはメキシコ湾での新たな油田発見もあって高値を追い、ユーロと日本円が追随している。

この結果、日本の外貨準備高が米ドル換算で過去最高となり、米ドルの安値追いに歯止めが掛かっていないようにも見えなくはない。
だが、そこには厳然とした力の背景があることを見落としてはならない。
金融機関は力を盛り返し、悪い数値は悪化(低落)しなくなった。
これを反映して対日本円でも90円を切るような動きは見えない。
8月31日の高値を挑戦しては引き返すデリケートな小幅で推移しているのがこの一週間余りである。

前回、九月は日本円が買われやすい時期と述べたが、今年は大きな連休があることから来週末付近がこの傾向のピークになるのではと考えている。
ドル買い日本円売りのポジションを持つ投資家にとっては正念場であり、難平のチャンスを覗う時期でもある。
条件は、コール市場と為替市場が大忙し(売買取引高が格段に多くなる)の時で値段がここ数週間内の新値に近いこと。ダラダラと値下がりした結果だとお釣りがあるから思い切ったカバーはとり辛い。
時間的には、9月21日から数日間。
果たして計算どおりの事態が出るのか??

投資資金が原油や金に向かっている最中だから劇的な動きは出にくいし株式市場も同様であるが、企業の決算状況が割合に良いものだからNY株式は堅調に推移するだろう。
日本は政治的に不安定だからと言って経済はそうではない。
一般庶民へは実感が伝わって来ないが、総じてなかなかに元気である。
主要なマスコミは大勢を見ずにあら捜しみたいに悪いことのみを報道がちだけれども惑わされてはならない。
想定されるリスクばかりを強調したら人は何にも出来なくなるのだ。
「ガイアの夜明け」「プロジェクト」等の番組を見るとやる気になり、サンデープロジェクト等を見ると腹立たしくてやる気も失せるのだ。

報道番組も多様化しているから、万遍なく広い視野で見ることが望まれている時代となったのだ。
このことの善悪はともかく、これが民主党大勝の結果を招聘したのであればマスコミも政治的ノンポリまんざら捨てたものではないのでは。

テーマ : 資産運用 - ジャンル : 株式・投資・マネー

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