今年も残り僅か

為替市況が内外の金利差を反映した動きになっている。
外為取引の妙味の一つでもあるスワップポイントの授受は内外金利差により行われるのだが、金融対策の進展に伴う諸国の金利が景気対策により一斉に引き下げられた(特に、短期金利)ことにより日本と諸外国の金利差がつとに縮小、一部には逆転する通貨ペアさえ現れた。

預金する側から見れば絶望的な低金利も、借りる側(特に、赤字国債発行国)にとっては極めて都合のよい政策なのだが、これまでは対日本円の通貨ペア(円売り/外貨買い)では頂きっぱなしだったのが払うこともある事態に変化した。
このため、為替業界では顧客へのセールスポイントが一つ減り、頭を悩ます事態にもなっている。
また、顧客にとっても変動差金による利益以外の収入は外為取引の大きな魅力であったのが、この収入が亡くなると投資スタンスの変更を余儀なくされる。

日本では証券化されたサププライムローン関連商品を購入した一般投資家は少なかったが外貨預金や外国債買いに走った人達は多かったから、今は、為替差損に青ざめていることだろう。
株式も外貨預金も外国債券も損勘定ばかりとあって日本人の消費意欲は低迷し、一家族最大6万円の交付金は越年資金になる可能性が高くなったから、麻生さんはGDPの数値向上と密かにその効果を楽しみにしているかも。

今週は、為替市況は落ち着き株式も石油も下げ止まったように見えるが、石油が高くなることだけは喜べない。
このまま50ドル近辺、出来れば40ドル台で推移して貰いたいのだが、人類の大半が住む北半球ではこれからが冬本番で、灯油の消費量は確実に増えるだろうから無理な願望かな〜。
折しも北海道では最低気温-20℃以上を記録し12月の西日本は厳寒との予報だし.....。

記録的な円高に海外旅行の売込みには熱心な旅行業社も外国人旅行者の勧誘には頭が痛い。
これまでのお得意さんだった韓国、増加の一途だったオセアニアからの観光客は前年度を大きく下回ることが決定的だそうだ。

しかし、日本の結婚カップル15組(18組だったかな?)のうちの一組は国際結婚で韓国人と中国人相手がそのうちの大部分とのこと。
風俗習慣の違いを超えての愛.....の時代から考えると隔世の感。
まあ、肌の色にしても白人等とくらべれば共通点が多々あるのだからこれも当然の帰結かな〜。

来年の春節には里帰り旅行者も一際増えることだろうから、旅行会社には暗い話題ばかりではないだろう。
それにつけても.....ユーロ、ポンド圏の経済と為替動向に光明が見えるのは何時になるのだろう....??

テーマ : 資産運用 - ジャンル : 株式・投資・マネー

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