この二週間は、実に慌しく過ぎていったが、身の回りに大きな出来事が続いたせいでもある。
行政による強制的とも思える規制強化法はFX業界に淘汰の波が押し寄せているが、これをビジネスチャンスと見たM&A企業の活動が表面化し、存続の是非や事業拡大を検討する企業は色々な反応を示している。
為替は、米国経済の弱さを再確認するかのようなドル安が進み、連れてユーロも反落、昨年秋のような円独歩高の様相だ。
ただ、昨年秋と現在は材料こそ似通ってはいるが内容はかなり異なっているから、これ以上に日本円を買い進むのは止めた方が無難だと小生は考えている。
定額給付金の支給が国民にほぼ行き渡り、エコポイント需要も起き始めた矢先に新型インフルエンザの国内感染が拡大した。
16日の夕方、関西から僅か五日間離れていただけなのに神戸市街の様相は一変していた。
繁華街の阪急・三宮駅周辺は、ウィルス対策のため通行人のほぼ全員がマスク姿で歩いている。
前日のTVニュースで国内初の感染者が三名と聞いていたのにこの様相、知らぬは我々ばかりなのか、まさに異様な風景。
翌日には商店街から人影がまばらになった。
17日の日曜には我が家の近くでもマスクが売り切れ、スーパーでさえ客がまばらに...。
パートタイマーの販売員は「売り上げは激減どころか無いに等しい、とにかく客の姿が見えない。」と嘆く。
飛び込んでくるFAXやメールは、どれも集会や会合の中止・延期のお報せばかり。
冬眠中の熊みたいに自宅に巣篭もり状態だ。
早朝のウォーカーやジョガーまでもがマスク着用なんて笑うしかない。
神経過敏もいい加減にしろ!!と叫びたくなるほどだ。
さすがに先週末からは過剰反応を牽制する報道があったが、ウィルス感染のメカニズムやその毒性の強度が判明したからこその緩和措置。
感染者の数の急激な増加がこのような一種のヒステリー現象を引き起こしたのだろうが、市況判断もまたしかりである。
昨年秋からの三ヵ月余は、まさに米国発経済危機のヒステリー商状だった。
雪崩現象とかドミノ現象とか言われるこのような連続波及する商状の時には、確固たる信念に基づく投資対策・戦法が必要だ。
それがない投資家は、先ず回避、そして休止すること。
だが今は、混迷の最中ではであっても底は見えた状態だから、冷静に、自分のスキルと資金に見合った戦略で利益を獲得して頂きたい。
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